geekな日常

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理系学生の日常におけるさまざまな出来事をお伝えします

おすすめ洋楽アーティスト Paramore(パラモア)

 こんにちは!

 

今回は普段、よく聴くアーティストの紹介をしたいと思います。自分は洋楽が好きで、電車の中などいつも聴いています。英語の勉強にもなるのでおすすめ!

 

メロディーやリズムだけで曲を選んでいて、あとで歌詞を見てみると想像していたものと全然違うことがよくあるんですよ! 意味深げなメロディーでも実際の歌詞は浅いことしか言ってなかったり、反対に、軽いノリの曲調でも深いことを歌っていたり、それも洋楽ならではのおもしろさだと思います。

 

これから定期的にこういった形で紹介していくので、洋楽が好きな人はぜひ見てみてください!!

 

 

今回、紹介するのは Paramore(パラモア) です!

 

日本では正直、あまり知られていないと思いますが、とても有名なアーティスト。2004年から活動をしているロックバンドです。現在は、ややポップよりの音楽になりましたが、その人気は今も健在です。

 

 

それではいきますよ!!

 経歴

このバンドは2004年にアメリカのテネシー州のフランクリンで結成されました。発足者はジョシュ・ファロ(Josh Farro)とザック・ファロ(Zac Farro)の兄弟で、そこにヘイリー・ウイリアムズ(Heyley Williams)が加わる形となりました。彼らは学校で出会い、意気投合し、バンド活動を始めたそうです。

 

その後、地元で名を轟かせていき、数々のショーやライブにサポート役などとしてでていきました。このころ、ジェレミー・デイヴィス(Jeremy Davis)がバンドのメンバーとして新たに加わりました。

そして、順調に活動を続けていく中、デビュー用のデモテープを聴いたフュエルド・バイ・ラーメン(Fueled by Ramen)というレーベルの社長の目にとまり、念願のメジャーデビューを果たしました。

 

デビューアルバム"All We Know Is Falling'は2005年にリリースされ、ビルボードのHeatseekers Chartという新人チャート的なもので30位を記録。この時あたりからアメリカに加えてイギリスでもツアーをするようになっていきました。また、ツアーの合間には日本にも訪れていたようですよ。

 

2007年には2rdアルバム"Riot!"を発表し、ビルボードで15位、イギリスのチャートでは24位を記録しました。このアルバムにより、その存在を世界中に知らしめました。翌年には、グラミー賞の最優秀新人賞にノミネートされました。

 

さらに、同年に映画『トワイライト』のテーマ曲をうけもち、その曲"Decode"が大ヒットし、ファンを爆発的に増やしました。

 

その後も人気は衰えることなく、2009年には3rdアルバム”Brand New Eyes"をリリースし、これはなんと全米で210万枚もの売り上げを記録、加えて、ビルボードで2位、イギリスのチャートでは1位をとりました。これにより、バンドとしての確固たる地位を築きました。また、このころにテイラー・ヨーク(Taylor York)が正式にバンドに加入しました。

 

何もかもが思い描いていた通りに進んでいたように思えたのですが、翌年にまさかのファロ兄弟がバンドを脱退してしまいます。話によると3rdアルバムを作成しているときから、いざこざがあったようです。詳しいことはわかりませんが、レーベルがヘイリー・ウイリアムズだけを特別扱いして、他のバンドのメンバーには敬意を払わず、契約にも不利なものがあったことが主な原因だそうです。

 

2人が抜けた後は、残った3人で活動を続けることになりました。

2013年には4作目となるアルバム"Paramora"をリリースし、ビルボードのチャートでバンド初の初登場1位の座を獲得します。さらには、2015年のグラミー賞にて4rdアルバムからの"Ain't It Fun"という曲が最優秀ロック・ソング賞を獲得しました。

 

しかし、またしてもここでジェレミー・デイヴィスがバンドを脱退してしまいます。こちらはファロ兄弟の脱退の時よりも深刻で裁判沙汰になってしまいました。

 

実質、バンドのメンバーは2人になってしまいましたが、サポートメンバーなどの力も借り、活動を続けていきました。

 

そんな中、2016年には一度脱退してしまったザック・ファロがアルバム制作に参加することが明らかになり、翌年、結局バンドにも復帰しました。そのアルバム"After Laughter"は今までの曲調とは大きく異なり、エレクトロ・ポップへとシフトした作品となっていました。

 

去年の2月には約8年ぶりに来日し、その夏にはサマーソニックにも出演しました。

 

メンバー

 

(現メンバー)

 

ヘイリー・ウイリアムズ(Hayley Williams) (Vo.)

 

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メインヴォーカルで作詞、作曲も担当。その力強さと繊細さを兼ね備えた歌声とステージ上でのパーフォーマンスで高い評価を得ています。また、ライブなどではピアノやギターも演奏することがあります。過去には、"最もクールな女性ミュージシャン"にも選ばれました。

 

テイラー・ヨーク(Taylor York) (Gt.)

 

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リード・リズムギター担当。バンド結成当初は学業を優先するため、サポートメンバーとして参加していたが、2009年に正式にメンバーとなりました。現在はヘイリーと共に作詞や作曲も担当しているそうです。メンバーが2人になってしまったときもバンドを支え続けた影の立役者。

 

ザック・ファロ(Zac Farro) (Dr.)

 

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ドラムを担当。2010年に脱退しましたが、2017年に復帰しました。いつもライブの映像などを見てると思うのですが、そこまで強く叩かなくてもいいんじゃないかなっていうくらい思いっきり叩いています。それも面白いです。

 

(旧メンバー)

 

ジョシュ・ファロ(Josh Farro)(Gt.)

 

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今はもう脱退してしまいましたが、当時はリードギターを担当していました。ときにはコーラスもしていました。その類いまれなるライティングセンスでいくつもの名曲を生み出してきました。彼がいたからこそ、このバンドがここまでビッグになれたといっても過言ではないでしょう。

 

ジェレミー・デイヴィス(Jeremy Davis) (Ba.)

 

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彼もまた脱退してしまったメンバーの1人ですが、当時はベースを担当していました。2005年から11年間に渡り、バンドに在籍し、脱退前の過去4つのアルバムのすべてでプレイしています。

おすすめの曲

 

たくさんありますが、全部紹介しているときりがないのでしぼってお伝えしたいと思います。

 

1."That's What You Get"

 

 

パラモアといったらまずはこの曲でしょうか。とても有名な曲の1つです! これは恋愛について歌ったもので、この曲では心の思うままに行動するとうまくいかなくなるってことを言っています。

 

そうなんでしょうか、みなさん。自分にはそういった経験がないので全くわかりませんが。

メロディーはとてもキャッチーな感じでノリがよく、思わず口ずさんでしまうような感じ。また、出だしのドラムのところもかっこいいです。

 

2."Ain't It Fun"

 

 

迷いましたが、2曲目はこれ! この曲は2015年に最優秀ロックソング賞を獲得しました!

軽いリズムのノリで、ロックとポップの良いところを混ぜたような曲です。しかし、その曲調とは裏腹に歌詞は意外と深いことをついているなと思いました。内容的には、現実の世界では大人になると1人で生きていかなきゃいけないけど、それって楽しくない?って感じです。

 

これは、レコード作成のために1人でLAに引っ越してきた時の感情を歌にしたもので、前向きな気持ちが表れていますね。

 

また、このpvではいろいろなギネス記録に挑戦しています。30個の時計をギターを使って壊したり、レコードをたたき割りまくったり、おもしろいですよ。ぜひ、見てみてください!

 

3."Plaing God"

 

 

この曲は全米210万枚の売上というとてつもない記録を残した3rdアルバム収録の曲!

 

少し物悲しい感じのメロディのイントロ部分から始まり、サビに向かうにつれてだんだんと盛り上がっていくという構成です。

 

歌詞なんですけど、抽象的で難しく、正直なんのことを歌っているのかはっきりとは分からないのですが、あれこれ言ってきて指図する人に対して退屈だからそんなことはもうやめて、といっているような気がします。

うーん、むずかしい。でも、こういう婉曲を使って表現しているところがとても好きです。

 

4."Turn It Off"

 

 

これも3rdアルバムからです。

 

この曲はロックとバラードが混ざったような曲と表現すればいいのでしょうか。自分は音楽のジャンルなどに詳しくないので間違えてたらすみません。

ポップな感じに移行する前の頃の曲調ですね。

 

そして、またこれもすごい抽象的な歌詞なんです。 葛藤を歌ったものだと思います。

 

それにしてもよくこんな歌詞が思いつくなと思いました。今のパラモアを十分素晴らしいと思いますが、やはりジョシュが抜けた穴は大きいのでしょうか。

 

5."Rose-colored Boy"

 

 

 

これは最近の曲ですね。完全にポップな感じになっています。また、pvは80年代風にアレンジされていて手が込んでいますよね。

 

"rose-colored"とは文字通りバラ色のという意味もありますが、他には楽観的なという意味も持っています。

 

そして、この曲はそんな楽観主義を無理に押し付けないでよっていうことを歌っています。笑いたくないときは笑わないから、みたいな。

メロディはいかにも楽しい雰囲気を出しているのですが、歌詞は全く正反対のことを言っています!

 

 

他にも有名な曲はたくさんありますが、今回はここらへんでおさめておこうと思います。

 

 

今回はパラモアを紹介しましたが、これからもどんどん他のアーティストのことについて書いていきたいと思います。

 

では、また!!